ふじ姫のりんご甘酒|赤レンガの麹室から vol.37
みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
高善商店 麹屋女将の静枝です。
今年の春は素晴らしい。
この一言に尽きます。
いつもより早く訪れて桜が早々に咲き、好天に恵まれ長い間、桜を愛でることができました。
そして、最後は桜吹雪。
丘や川沿いの土手の並木の桜に満足感を覚えました。


ただいま、江刺はNHK大河ドラマ「光る君へ」で盛り上がっております。
みちのくのハリウッド、平安のテ-マパ-ク「歴史公園えさし藤原の郷」がメインロケ地になっています。
甘酒は平安時代から飲まれていた!?
平安時代の文献にも甘酒が載っているそうです。
昨年の冬の間から、えさし藤原の郷のバイヤーさんと眞平社長がオリジナルデザインのプロデュースに取り組んでいました。
(このバイヤーさんが「とても美味しい」と江刺りんご甘酒を気に入ってくださったのです)
満を持して、高善商店の江刺りんご甘酒200mlがえさし藤原の郷オリジナルデザインで販売される事になりました。
「ふじ姫のりんご甘酒」に変身

地元の皆様や観光客、インバウンドのお客様に紹介されるとは……嬉しいですね。
長い事、家業に励み、地域に根ざした仕事に巡り会えたことに感謝です。
正に継続は力なり。
お客様を思い美味しい物を創り出す眞平社長の長年にわたる取り組みと想いの賜物です。
「美味しくなければ、お客様は受け入れない」を信念に研鑽を積み重ねて参りました。
みなさま、どうぞ奥州市江刺にいらしてみてください。
高善の甘酒ばかりでなく「えさし藤原の郷」の魅力を発見して満喫していただきたいと思います。
自然豊かな平安時代のロケ地を散策した後は冷たい「ふじ姫のりんご甘酒」で喉を潤してみてください。
正に「いとおかし」!
これからも、希望を胸に持ち「麹製品」のエバンジェリスト(伝道師)として広く国内外のお客様にお届け出来る様に努力してまいります。
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今年も5月3日・4日と恒例の「江刺甚句祭り」が開催されます。
毎日、町内屋台のお囃子の練習が行われています。
日増しに音が上手になり蔵町通りに響いています。
いよいよ本番です。
心躍る思いで新緑の5月に突入。
きっと商売の新たな出会いがあることでしょう。
今年も身体に気を付けながら、希望をもって前向きにお客様を思いながら取り組んで行きたいと思います。
どうぞ、ご自愛ください。
これからも、ご贔屓に。
宜しくお願いいたします。
女将 高橋静枝