2023/03/30

生麹で中華麹|赤レンガの麹室から vol.24


みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
高善商店 麹屋女将の静枝です。

今年も、ようやく春が来ましたね。
それも、例年よりも早く!
心が踊ります。ウキウキ

3月は何と言っても【WBC】。
地元、奥州市の大谷翔平君が多くの感動を与えて下さいました。
普段、あまり野球に興味のない私までも、TVに釘付けになりました。
なんだか、街の中も野球試合開始と同時に、止まってしまった様な感じでしたね。
日本の小さな田舎から野球スターが生まれたとは夢のようです。
堂々と邁進しプレーしている大谷君から元気をもらい、勇気をいただきました。
そして、侍ジャパンの皆様、感動をありがとうございます。
ご苦労様でした。
高善商店も前を見て進みます。まだまだ頑張りますよ!

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そして、今月は麹愛好家の方のレシピを紹介させていただきます。
長いこと不調を感じていたMさんは麹に出会い麹製品をご自分で作り、毎日の食卓に取り入れていくうちに、自然と体調が良くなっているそうです。

更に「生麹」の方が美味しくできるそうです。
またまた、高善ファンの方と出会うことができました!
その中の1例をご紹介いたします。

【中華麹】
~鶏がらスープの素の代わりに(化学調味料が気になる方に)~
生麹…100g
塩…35g
長ネギ…100g
ニンニク…3片
生姜…40g
水…100ml

(1)生麹をほぐして塩とよく混ぜる。
(2)長ネギ、ニンニク、生姜、水をフードプロセッサー等で混ぜる。
(3)(1)に(2)を入れてよく混ぜる。出来上がったら消毒した保存容器に入れる。
(4)ヨーグルトメーカーをお持ちの方は55~60℃で約8時間。
 常温の場合は約1週間放置する。(1日1回 清潔なスプーンで良くかき混ぜる)

美味しく出来上がったら、小分けにして、冷凍保存をお勧めします。
私は野菜炒めに、水炊き鍋に…と美味しく、いただきました。 

●高善商店の麹製品はコチラから。

う~ん、なんといっても「生麹」だそうです。
4日間、手間ひまかけて造る、高善の職人の技を再認識いたしました。
原料の米は地元の奥州市産です。
製法は代々受け継がれている、上蓋式と云う藁で作られたシートをかぶせます。
どういう訳か藁のシートでなければ、綺麗に麹の花が咲きません。 

●webサイトで高善商店の麹ができるまでを紹介しています。

麹造りは試行錯誤の毎日。
社長の努力の賜物です。
こうして、どんどん若い世代に認められる高善は幸せでございます。

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桜前線も北上中ですね。
待ち遠しいです。
大谷翔平君を見習い、私達も日々精進を忘れずに努力してまいります。

みなさま、どうぞご自愛ください。
これからも、ご贔屓に。
宜しくお願い致します。

女将 高橋静枝