2021/09/16

生麹でピーマン味噌|赤レンガの麹室から vol.6

みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
高善商店 麹屋女将の静枝です。

岩手、奥州市江刺は、すっかり秋の気配です。
あんなに、あつ~い、暑い~と云っていたのに、夏はどっかへ行ってしまいました。
日増しに、空の様子、雲の様子、秋へと変わっていきます。
山里には、コスモスの花が咲き、トンボも見られる様になりました。
朝晩はめっきり寒くなりましたが、日中は気温が上がり汗ばむ毎日です。

この、寒暖の差が米や林檎を美味しくするのだそうです。
実りの秋がそこまで、到来しています。楽しみですね。

当店はといえば・・・只今、「生こうじ」の生産、納品、発送に追われております。
お陰様で、近隣はもとより、遠く関東、近畿、中部、九州のご贔屓様から毎年「○○ですが~」と御注文をいただいております。
いったい、何を造られるのでしょうかね?

こちら、奥州市江刺の多くのご家庭では、紫蘇の実やピーマンといった夏野菜の麹漬けを造っております。
どの家庭でも生麹は使いますが、各家庭ごとに微妙に味が違い、熟成し、出来上がった時には、味比べ、味自慢を行うのだそうです。
湯豆腐の薬味に、冬のお鍋の味のチョイ足しにと、楽しみがいっぱいです。ふふふっ…。

今回、高善商店のスタッフさんからいただいた、レシピをご紹介させていただきます。
参考にしていただけたら、嬉しいです。

★ピーマン味噌のレシピ
生麹…300g
ピ-マン…3~4個
生椎茸…3~4枚
唐辛子…2~3本
砂糖…2.5カップ
醤油…2.5カップ

材料を刻んで混ぜたら鍋で1時間以上煮ます。
(木べらでよーく混ぜながら)
※スタッフさんによると生麹を約半日、水に浸すのがコツだそうです。

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…と、いうわけで、高善商店の生こうじをご紹介します。
伝統的な「上蓋製麹法」にこだわり、明治期に建てられたレンガ造りの麹室(こうじむろ)で仕上げています。
熱風乾燥処理は一切せず、麹室から出したままをお届けするため麹菌の力が生きています。岩手県産米だけを使用した、信頼できる製品です。

高善商店の生こうじ
★高善商店の生こうじ
https://takazen.biz/?mode=cate&cbid=2707409&csid=1

なにとぞ、ご贔屓に。

女将 高橋静枝